無駄 ⑴

「無駄」には「役に立つ無駄」と「役に立たない無駄」があると考えます。特に「時間に関する無駄」が「人生をも大きく左右するのではないか」と考えます。しかし「無駄」と思われることも、時には「夢を叶える大きな力になる」と気付きました。

私は12歳の時に描いた「経営コンサルタント」を目指して、33歳で飛騨信用組合を退職し、会計事務所に勤務しました。そこから「時間の無駄」と思われることが起こりました。それは会計事務所から、木工会社への出向に始まり、そこで再建業務に携わり、総務部長・常務・専務取締役を経験しました。同じく木工会社で社長を経験し、ホテルの支配人を経験し、ゴルフ場の開設に携わり、総務課長や営業課長も経験しました。

そして、43歳の時、やっと東京で経営コンサルタントの会社に勤務し、本格的に勉強を始めました。そして、その年に独立しました。

この10年間は、経営コンサルタントになるには、大きな「時間の無駄」の様に思いましたが、この経験が、経営コンサルタントとして独立してから大いに役立ちました。

こんな経験から気付いたことは「与えられたことを真剣に取り組めば、決して、無駄な時間は無い」と知りました。

今日も「時間の無駄」とは何か?を考えながら、与えられた人生の中で、精一杯生きて行きたいと思います。

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