卒業 11. 名前を変える?

40歳の時、親に付けていただいた「靖彦」という名前を「祐司」に変えました。なぜ変えたのか?そんなに簡単に変えれるのか?

名前を変えたのは、借金地獄に陥った時です。知人の紹介で、藁をも掴む思いで、名古屋市の易の先生を訪ねました。その方から「この靖彦という名前では弱く、コンサルとして独立するのなら名前を変えた方が良い」とのアドバイスを受けました。そして、新しく付けていただいたのが「祐司」でした。

その年の年賀状から「下裏祐司」にしました。このことを両親に報告しますと、父は「良い名前や。お前が信じたようにやれ」と言われました。

40歳の時、知人の司法書士に、今回の件を相談しますと「まず無理だと思うが、やてみよう」という話になりました。「祐司」という名前を使用した実績として、年賀状を提出しました。

そして1ヶ月後、裁判所から呼び出しの手紙が来ました。指定された日に行き、控室で待っていますと、年配の方が「今日はどんな御用で?」と声を掛けられました。「名前を変更するためです」と答えました。

そして法廷に入りますと、名前変更の審議に入りました。裁判官から「調停人の〇〇さん、この件に異議ありませかんか」「異議ありません」「はい。下裏さん。貴方の名前を靖彦から祐司に変更することを認めます」と言われ、驚いてしまいました。

何と控室で出会った方が、調停人の方だったのです。不思議なことに、その方が「私の家に寄って行きませんか」と誘われ、そこで見していただいたのが、龍に乗られた「白龍観音様」の掛け軸でした。

私は不思議なことに、人生の節目には、観音様とお会いすることが多々ありました。今回も観音様が新しい名前を授けてくださったと感謝し、手を合わせました。

このことを両親に話しますと、父は「観音様が授けてくださった名前や。有り難くいただけ」と言い、母も喜んでくれました。

いやはや、これも「まさか」の出来事ですが、もう一つは、10月17日の「月の石が来た」で投稿しました「月の石」です。波瀾万丈の中で、観音様やお月様のお力をいただくことが出来たと感謝しております

   観音の 力授かり 名前変え

    夢の一歩を 龍が導き

   恥ずかしや 親が授けし 名前捨て

    裂ける思いを 子は知らずして

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