嬉しい言葉

先日、高山市のトマト農家へトマト🍅を買いに行きました。そこで、今は「死語」となつている「嬉しい言葉」をトマト農家の方から掛けられました。「あん様、うちのトマトう美味いぜな。富山からも買いに見えるでなぁ」と声を掛けられ、嬉しくなりました。

嬉しくなった理由は「あん様」とは、飛騨では、30代の人を呼ぶときに使う言葉です。マスク😷をしていましたので、喜寿を迎えた年寄りには見えなかったのでしようか?

飛騨では男性の場合「青年期は兄様、中年期はあん様・とつ様・おつ様、歳を取ると爺様」と呼び、女性は「青年期はねい様、中年期はかか様、歳を取ると婆様」など呼びます。

北海道から九州まで、全国を講演しましたが、その時、自然と飛騨弁が出た様です。懇親会の席で「飛騨弁は心安らぐいい言葉ですね」と言われ嬉しくなりました。

「死語」になっている飛騨弁を、日々の生活の中で、もっと使って行きたいと思います。

   方言は   心と心   繋ぐ糸

    時を重ねて 消える寂しき

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農作業中に小猿が飛び乗った案山子です。こんなに素晴らしい案山子を見るのは初めてです。