落とし物

日本では「落とし物」の財布の8割~9割が戻ってくるというのは、世界では大変不思議なことに写る様です。

今から7年程前に、東京の山手線で財布を落としてしまいました。その財布に現金とカードが入っていました。落としたことに気づき、駅の落とし物取扱い所に行き届けますと、次の日に「忘れ物の財布が届けられました」との連絡が入りました。

早速財布を受け取りましが、残念ながら現金はありませんでした。友人の話では「カードは足がつくことを知っていて、現金だけ抜き取り届けることが多い」と聞きました。

財布の現金は無くなりましたが、財布が返って来たことに感謝しております。カードは前日に全て紛失届を出し、再発行としました。

この様に日本で「落とし物」の財布がほぼ返って来るのは「安全な社会環境、幼少期からの教育、交番システム、そしてコミュニティからの視線に遺失物法と、多くの要素に支えられているから」と言われます。

これからも「落とし物」が戻るという素晴らしい日本の文化が続くことを願うばかりです。  

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