毎日ブログを投稿していますが、このブログの3点セットは「文章・短歌・写真」です。「文章は文字として、短歌(歌)は締めとして、写真は形として」捉えております。
「短歌」は「和歌・短歌・狂歌」などとも言われ、「五七五七七」という短い言葉の中で、思いを伝える飛鳥時代から歌われて来た、素晴らしい日本の文化です。
短歌の面白いところは「下の句」です。上の句は「問いかけ」をし、下の句は応え」と考えております。
飛騨の匠を歌った和歌が万葉集の中にあり、読み人は「読み人知らず」となっています。
かにかくに 物は思わじ 飛騨人の
打つ墨縄の ただ一道に
この歌は「恋歌」とも言われます。その意味は「私はあの人が大好きで、恋い焦がれています。その思いは飛騨の匠が一心に打つ墨縄の様に貴方に真っ直ぐです」
毎日ブログを書きながら歌を考えていますと、自然に指が「五七五七七」と動き出します。今朝もデイルームで歌を作っておりますが、周りの方は「あの人は何で指を折って見えるのか?」と不思議に思って見えると思います。
乗鞍岳などの岳々を眺めながら、自作の詩に作曲した歌を口ずさみながら、ブログを書いております。
朝陽刺す 指折りながら 歌づくり
心は何処か 歌の世界に
飛騨国分寺の三重の塔です。