ナースコール

今回の入院でどれだけ、この「ナースコール」で助けられたことでしようか。1月22日の午後に、半身麻酔で左脚の手術をしましたが、夕方麻酔が切れる頃から、痛くなりはじめ、何回も「ナースコール」を押し、痛み留めの薬を飲みましたが、収まらず点滴も打っていただきました。

そのお陰で痛みは収まり、休むことが出来ました。又次の晩も痛み出し「ナースコール」を押す運びとなりました。少ない夜勤勤務の看護師さんに申し訳ないと思いながら、痛みに堪えることが出来ず、ついつい押してしまいました。

院内を歩いていますと「ナースコールランプ」が点滅し、時には2ヶ所も光っています。「はい!すぐ行きます」との看護師さんの声が響きます。

人間は本当にわがままなもので、苦しい時に助けていただいた事を、直ぐに忘れてしまいます。

今日も「ナースコール」が鳴り、点滅すると看護師さんは、小走りで走り回ってみえます。一日にどれだけの距離を歩かれるのでしようか?

その足音に手を合わせながら、ベッドに横たわっております。

  苦しみの  中に仏の  顔見れば

   ナースお顔が  観音菩薩

f:id:swnm8:20200305203351j:image

正にこんな心境です。