今日は「桃の節句」です。今朝も綺麗な乗鞍岳をディルームから眺めながらブログを書いております。
長女が生まれた時、両親が孫のお祝いにと、七段飾りのお雛様を買ってくれました。しかし最近は中々飾る事ができませんので「親王の男雛様と女雛様」を床の間に飾っております。
飛騨の「桃の節句」は一ヶ月遅れの4月3日です。このことからお雛様を飾るのは3月3日頃です。飛騨では「お雛様を4月3日の桃の節句を過ぎても、飾って置くと娘が嫁に行くのが遅くなるぞ」と言われました。
子供の頃「お雛様見してくれ、おぞてもいいで!豆さえくれりゃ」と言って各家を回りました。懐かしい思い出です。
この頃のお雛様は「土雛様」で、母がこの土雛様の色落ちした所を、絵具で塗り直ししていた事が思い出されます。
お雛様を眺めながら孫の健康と成長を願っております。
土雛の ふっくら顔が 眼に浮かび
お化粧された 母によく似て
掛け軸は桃の節句が赤の鯉、端午の節句は黒の鯉を掛けております。