縄文遺跡に学ぶ ⑵ 三内丸山遺跡

三内丸山遺跡へは4月、弘前公園の満開の桜に迎えられ家内と行って来ました。快晴で素晴らしい花見ができ、長年の夢が叶いました。
三内丸山遺跡には、二日間に亘り丸一日居たことになります。この三内丸山遺跡で驚いたことは「①道路が8〜12mと広いこと」「②その道路の両側に大人が埋葬されていること」です。私はこの道は「心道」と考えます。心道とは「自らを導く道」と言う意味です。この道の幅は7〜12mと20人余りの人が横並びに歩けるぐらいの道です。何故必要以上に広い道を造ったのか?そして道に沿って大人を葬る墓を作ったのか?それは広い心を持つ事の大切さを道という形にし、互いに手を取り歩むことの重要性を、教えたのではないかと考えます。墓をつくることで超えてはならない界(さかい)を先人の墓としたと考えます。
この道に沿った墓は陸奥湾から船で来る来客を、先人を含め、全ての住民が貴方を歓迎していますという「もてなし」の姿であったと考えます。
次回も三内丸山遺跡です。
      もてなしの    心が繋ぐ    平和道
           手を取る姿    永遠に学びて

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