取り皿と箸

先日餃子の王将へランチに行きました。そこで2つ変わっていることがありました。一つは取り皿が小さくなったことです。もう一つは割り箸から箸袋入りの六角形の黒塗りの箸に替わったことです。

私はよく餃子を食べますが取り皿のタレを残してしまいます。しかし今回取り皿が小さくなったことで、タレの使用量はだいぶ減ったと思います。この取り皿を少し小さくすることで、タレの使用量は年間にすると大変大きなものになるのではないかと思います。

又箸も割り箸から塗り箸に替えることで、割り箸の使い捨て、これも経費の削減につながり、この塗り箸には滑り止めもついていることから麺などが食べ易いメリットがあります。又この塗り箸は箸袋に入っていて衛生面でも大変嬉しいことです。

全国展開する餃子王将での使用量は大きいことから、経費の削減には大きく貢献できるのでないかと考えます。このタレ・箸を店毎・全店舗での年間の前年比使用量を調査されれば、面白い数字が出てき、社員の改善意欲に大きく貢献できるのはないかと考えました。職業柄直ぐに、このようなことを考えてしまいます。

どの業界に於いても経営環境は厳しく、如何に経費の削減を図るか? そしてその経費削減が顧客サービスの低減に繋がることなく、より顧客満足に繋がる改善を図ることができるか?が、今一番求められていることです。今回の餃子王将の取り皿、塗り箸から経営改善と環境改善の両面の必要性を改めて感じました。

「取り皿の サイズ一つが 利益生み」