梅の花

swnm82015-02-25

今日は岐阜市の梅林公園へ梅の花を観に行って来ました。まだ早咲きの寒紅梅や一重寒紅、青軸などが満開になっていましたが、全体としては三分咲きといった感じでした。
この梅の花を観て、何年か前に京都市の北野天満神社にお参りに行き、菅原道真公の「東風 ( こち ) 吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて春を忘るな」」の和歌を思い出しました。この時も梅は三分咲きで良い天気でしたが、寒かったことだけが印象に残っております。
私はこの梅とさくらの花を和服姿の女性に例えて見ました。「梅の花は中年の和服姿の女性」「桜の花は若い和服姿の女性」です。その理由は、梅は青軸 ( あおじく ) などの白い花と寒紅梅、一重寒紅などの赤い花が咲き、その美しさは華やかではないものの、何処か気品に満ち、落ち着いた感じで中年の和服姿の女性に観えてきます。さて桜は花が咲く時期が春真っ盛りで、春の陽が燦々と注ぎ、華やかで若さ溢れた感じで若い和服姿の女性に観えてきます。
日本の代表的な花は、梅と桜の花であり、今、和服姿の女性は少なくなりましたが、梅か桜の下で和服姿の女性と花見。これ又粋な花見ですが、一生に一度はこんな花見をして観たいと願っております。
梅の花 和服姿と 比べっこ」