「 親友 」

swnm82016-03-25

父がお客様の所に治療に行くと必ず寄る所がありました。そこは父の小学校時代からの親友の所でした。何故父が寄ったのか? それは山仕事で怪我をし、下半身不随になり歩けなくなった親友を少しでも楽にしてやりたいとの思いからでした。
父は決してお金を頂こうとはせず「お大事に」と声を掛けて帰りました。帰りながら父はこんなことを言いました。「俺が親友にできることはこんなことしかで出来ない。出来ることを精一杯してやる。」と笑いながら話しました。
こんな父の生き方が私の生き方にも大きな影響を与えました。本当に感謝しております。
今日の写真は昨日の夕方ウオーキング中に撮りました。寒く風が強い中で桜も震えながら咲き、その優しい姿に感動しました。
親の背を 追いかけ今日も 歩む日々