『え?−20℃驚きの寒さです。』

『「今年の冬は暖冬」と気象庁が発表しました。しかし大雪と厳しい寒波で、暖冬はどこかに吹き飛ばされてしまいました。いかにスーパーコンピューターを使い予測しても、人間の力ではまだまだ自然の力を予測することは、困難であることを思い知りました。

このように厳しい寒さが続く、今年1月27日(水曜日)に東海北陸道荘川インターと清見インターの松ノ木峠のふもとにある、岐阜県高山市荘川町六厩で−20℃を記録しました。この六厩は海抜1000Mあり、昭和56年2月28日には、−25.4℃を記録しています。

この六厩は高山市内から30キロしか離れていませんが、高山市内での、今年の最低気温は−10℃ですから本当に驚きです。飛騨では池の鯉を寒さから守るため、池真ん中を深くし、その中に木枠を作り、その中に鯉を入れ、寒さから守ります。しかし六厩地区では、池が凍ってしまうことから、鯉を高山市などに移します。

私は今から十数年前の2月、北海道北見市へ講演に行きました。その時期待していたことは、−25℃以下で発生するダイヤモンドダストです。

しかしこの日は−15℃で、残念ながらダイヤモンドダストを、見ることはできませんでした。ひょっとしたら六厩地区でも、ダイヤモンドダストが見るかも知れません。大いに楽しみです。』