30. 総裁選

今回の自由民主党の総裁選を観ていますと、これぞとばかりに沢山の人が立候補し、今までに無かった乱立状態です。立候補されることは良いことですが、果たして「20世紀の米国による軍事覇権国家は終焉し、日本が21世紀の「文化覇権国」を築かなければならない」という自覚を持って立候補して見えるのでしょうか?

まだ、各立候補者の政策が公表されていませんので分かりませんが、推測するにこの政策は出てこないように思われます。何故、21世紀を見据えた政策が出てこないのでしょうか?その最大の要因は『政党・派閥中心の政治」になっているからです。極論を言えば「政治の本来の目的を忘れた国は亡びる」という恐ろしいことになっているのです。

国会は「国民が生き生きとして幸せになれる共同体を作ること」が最大の目的です。しかし残念ながら、本来の目的を忘れ、政党・派閥争いに明け暮れているように感じてなりません。

私達は「国民を幸せにする」という約束を果たすために国会議員の先生方に権限を委託しているのです。しかしその委託したことを忘れてみえるよう気がしてなりません。もっと「国民を幸せにするにはどうすれば良いのか?」を国会議員の先生方には、与野党を問わずしっかりと考えていただきたいと思います。

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ネットから借用しました。