名刀の条件には「折れぬ、曲がらぬ、よく切れる」の3つがあると言われます。以前住んでいた氏神様の御神刀のお手入れに毎年行っています。この御神刀の鞘を抜くと恐ろしいほどの刀匠の魂が伝わって来ます。この御神刀は人間国宝の刀匠が打たれた刀です。
この刀のように「折れぬ・曲がらぬ・よく切れる」という刀のようになるには「1.どんな窮地に陥っても決して挫けないこと」「2.邪心に犯され間違った道に陥らないこと」「3.切磋琢磨して知識ではなく、どんなことにでも対応出来る智恵を取得すること」ではないかと考えます。しかし、知恵も技も備わっていても、体が弱くては勝ち目はありません。
この「覚悟」という二文字の中には、希望溢れた夢のある人生を歩むための教えがあるような気がしてなりません。
これから何回かに亘って、私が経験した「闘う覚悟」と「任せる覚悟」について投稿していきます。
名刀は 折れず曲がらず よく切れる
鍛え鍛えて 道は拓けり