以心伝心

孫が高山に来ますと、家内との会話が不思議でならないようです。何故なら「お母さん。それ取って」と言いますと「はい!」言って持って来てくれます。

これを観て居て孫は『婆ちゃん!爺が何故「それ」というだけで意味がわかるの?』と不思議そうな顔をして言います。家内が「爺とは何十年も一緒に居るから、声と顔を見れば、何が欲しいか分かるの」と応えていました。

「以心伝心」という言葉がありますが、正に家内とは「以心伝心」で、互いに「それ」というだけで、意味が通じ合うのです。しかし時には失敗もします。それが全く違ったものになってしまうからです。私が求めた「それ」は「ナッツ🥜」でしたが、家内が持って来たのは「お茶」でした。

夫婦の間でも、時にはこんな失敗が起きますが、夫婦仲良く生きるには、この「それ」という「以心伝心」の大切さを、改めて孫から学ぶことが出来ました。

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