露天風呂で「樽式活性化法」が閃いてから一年後の新春、飛び込みで東京の日刊工業新聞社を訪ねました。そこで応対して下さったのが、編集部の課長でした。一年掛けて作り上げた「樽式活性化法」を説明しますと、課長は「これは面白い」と言って担当者を呼ばれました。
「直ぐにこの樽式活性化法を記事にしなさい」と言って、1月17日の朝刊に「企業は酒樽だ」とのタイトルで掲載されました。まさか!飛び込みで行った新聞社が、直ぐに取り上げて下さるとは本当に驚きました。
その日午後、これも又、飛び込みで日本生産性新聞社を訪ねました。そこでは偶然にも、編集長が対応して下さったのです。直ぐに興味を持って下さり「ビジネス文化」の蘭に、「企業を酒樽に見立てる:明解な活性化システム」というタイトルで、1月22日に掲載されました。それ以降は定期的に掲載していただくことになりました。
この新聞各社への掲載が契機となり、他の新聞社やビジネス誌の会社から問い合わせがあり、その年の3月には、東京商工会議所発行の「東商新聞」に「樽式企業論」として3回連載しました。
この各種新聞社での掲載が契機となり、その年の2月中旬に、新潟県の糸魚川商工会議所から、3月5日の講演日で3時間の講演依頼が来ました。この時はまだ、講演の準備を全くしていなかったことから、どうすればよいのか?苦しみました。
このようにして「樽式活性化法」が、多くの新聞に取り上げられたお陰で、夢に見た素晴らしい陽の目を見ることとなりました。
飛び込みの 勇気は何処かに 潜んでた
眼をギラギラと 樽を語りて
お誕生日のお祝いに頂いた大好きな「紫の蘭」です。