幾つになっても「夢」を見ることは、人生を生きる上で、大きなエネルギーになっていると考えます。この「夢」も、余り固執しせず、余り深追いせず、時には諦めることも大切です。

一年前には、東京で「飛泉塾」の道場を開こうと計画し、日本経済新聞に大きな広告も打ちました。しかし塾生の募集がうまく行かず、飛泉塾の開講を諦めました。

しかし何が幸いするか?分かりません。年初めの新型コロナウイルスで、もし予定通り「飛泉塾」を開講していれば、中止に追い込まれ、大変なことになっていたことは間違いありません。

この新型コロナウイルスで、時代は3密を避けたネットセミナーに変わりました。この様に時代が大きく変わったことから、「飛泉塾」は諦め、長い間に蓄積して来た、経験知を生かすことにしました。

今、新型コロナウイルスの感染で、日本中の医療機関は、大変な状態になっています。この医療機関には、2本の大きな仕組みの柱があります。1本は、患者の治療を行うための「医療技術システム」です。もう1本は病院の機能を回すための「医療管理システム」です。

日本の場合「医療技術システム」には、大変な力が注がれていますが、「医療管理システム」の構築には、対応が遅れているとではないかと考えます。

この「医療管理システム」の構築の遅れが、今回の新型コロナウイルスでの、医療従事者への負担に繋がっている面は多々あると考えます。

もう一点は「医療管理システム」の遅れが、医療費の増加に繋がっていることです。

この「医療管理システム」の構築・標準化を、厚生労働省が中心になって行い、この「医療管理システム」を全国の病院・介護施設などへ、浸透させることで、年間に何千億円という、医療費の削減に繋がると考えています。

こんな壮大な「夢」を、歳を忘れて見ております。しかし

   見る夢は叶えられ

     見ない夢は叶えられない

この言葉を心に留め、挑戦して行きたいと思います。

f:id:swnm8:20201001233725j:image

昨夜高山でススキに映える「中秋の名月」をスマホで撮りましたが、これが限界でした。、