先人に学ぶー高齢化社会は負の社会?

私の師とする先人は、沢山見えますが、その中で特に師とするのが、江戸時代に実測で「大日本沿海興地全図」を作成された伊能忠敬です。伊能忠敬は49歳で隠居し、50歳を過ぎてから、江戸へ出て天文学を学び、江戸幕府の命令で、日本で初めての、実測の日本地図を作成された人です。

この頃の平均寿命から考えると50歳とは、今の78歳になります。この年齢で天文学を学び、歩いて実測の日本地図を、作成されたことは、本当に驚くべきことです。

私は12月で75歳になります。10月には、東京で「時代が求める人財育成を目的とした飛泉塾」を開講します。正に伊能忠敬が江戸へ出て、天文学を学ぶ、年齢と同じ頃になります。

今、高齢化が大きな社会問題になっています。私は高齢化とは「経験知を積んだ知恵の社会」と捉ています。この「経験知を活かす仕組み」を作り、その経験知を活かせば「高齢化社会が負の社会から夢ある素晴らしい社会に生まれ変わることが出来る」と考えております。

その第一歩として、この仕組みづくりを学ぶ場として開講するのが「飛泉塾」です。

私も伊能忠敬に学び、「飛泉塾」を「社会人の学習塾」として日本中に広め、日本が高齢化社会の世界のモデルとなれるように、全力疾走したいと思います。

     先人の     歩む姿の     跡を追い

         歳を忘れて     燃え盛る夢