世界中が新型コロナウイルスという、眼に見えないウイルスに襲われています。このウイルスと戦うのか?「共存」するのか?の大きな節目に来ております。
先日テレビでノーベル賞を受賞された山中伸弥教授が「今までは新型コロナウイルスと戦うことばかり考えていました。しかし、今はこの新型コロナウイルスと、どう共存するべきかに変わりました」
山中教授の新型コロナウイルスとの共存理由は「人類の歴史は伝染病との戦いであり、それを克服しながら伝染病と共存して来ました。今回の新型コロナウイルスも戦いではなく、共存する道を探るべきです」この言葉に感動しました。
この「共存」という言葉には多くの意味を秘めています。何故なら、歴史を振り返れば、戦えば必ず多くの犠牲者が出、遺恨が残り、その遺恨が又新しい争いを生むことになります。しかし「共存」という形になれば、争いの連鎖を防ぐことが出来ます。
この新型コロナウイルスが国同士の争いを生むことなく、世界の国々が一致団結し、この伝染病を克服し、互いに手を取り「共存共栄」出来る世界になることを願うばかりです。
「戦いは憎しみを生み
争いの連鎖に繋がる
共存は心と心を繋ぎ
平和な世界をつくる」
乗鞍岳です。