持久戦 ⑴ 持久戦を戦い抜くその基本は

今回の新型コロナウイルスとの闘いは、第2波が始まったばかりです。ワクチンや治療薬が開発されない限り、まだまだ第3波、第4波と広がり続けると考えます。

このことから考えても、残念ながら東京オリンピックの開催は不可能と考えます。

もっと恐ろしいことは、この新型コロナウイルス起爆剤として、米国と中国との覇権争いがエスカレートし、第三次世界対戦を引き起こすことです。今の状況を考えると決して無いとは言えません。

この様に今まで経験したことのない、生きるか死ぬかの厳しい「持久戦」が待ち構えています。

この厳しい「持久戦」を戦い、生き残るには並大抵のことでは出来ません。まして、勝ち残るには、経営方針を180度変える程の決断がなければ出来ません。

しかしこの厳しい「持久戦」に勝つためには、経営の基本である、次の2つが重要であると考えます。

その一つは「問題点を早く解決出来る組織にすること」です。この問題点は企業経営が続く限り決して無くなりません。この問題点を放置することなく「問題点は宝物」として活かす事です。この問題点を解決する方法を、全従業員がマスターすれば、問題点は早く解決され、再発防止にも繋がります。この問題点を解決する手法を学習することです。

二つ目は「全従業員でしっかりとした仕組みを構築し、常に新しい仕組みに更新すること」です。仕組みは全従業員が理解しなければ「絵に書いた餅」になります。

こんな声を時々聞きます。「ISOを取得しても何も活かされない。逆に手間とお金がかかり無駄だ。辞めた方がいい」と。

これは「仕組みの重要性を全く理解されていない証の一つ」です。

   何事も 基本決め手と 知らぬまま

     行き着く先は  経営破産

続きは明日とさせていただきます。