4月14・15日の日枝神社の「春のお祭り」は、新型コロナウイルスの影響で、屋台の引き揃えも中止され、神事のみとなりました。こんな「お祭り」は、戦後初めてと言われます。
飛騨のお祭りは、これから各地で始まりますが、どの神社のお祭りも、日枝神社のお祭りと同様に神事のみになると思われます。
飛騨のお祭りは、五穀豊穣を祈願する以外に、特別な意味を持っていると考えます。それは人口15万人弱の中に、450社という驚異的な数の神社があることです。人口比率から見れば驚くような数です。
何故これだけの神社があるのでしょうか?それは神社がある所は「大地のパワーが出る神聖な場所として祭られているから」と考えます。
このお祭りは「五穀豊穣と神々を敬い、大地のパワーが出続けることを祈願する」という大変重要な意味を持っていると考えます。
このお祭りの行列は「御神輿に御神体というパワーが鎮座され、そのパワーを地内の大地に撒かれること」と考えます。
その意味でお祭りが縮小されることは大変残念ですが、飛騨の神々のパワーが、新型コロナウイルスの侵入を防ぐ、防波堤となっていただけることを、祈願するばかりです。
神々が 宿る大地は 眼に見えぬ
パワーを与え コロナ防ぎて
御神体が御座される御神輿です。