人生に於いては 「一生を賭けた真剣勝負」をしなければなりない時もあります。この「真剣勝負」に勝つか、負けるかで、人生は大きく変わって来ます。
この「真剣勝負」には、相手が自分自身ということもあります。自分で自分を一刀両断にしてしまったら、そんな惨めな事はありません。そんなことにならない様に、常に自分との真剣勝負をし、自分自身を強くすることが大切です。
この「真剣勝負」に勝つためには、剣聖宮本武蔵の様に、沢山の他流試合をしなければなりません。この他流試合も木刀ではなく、真剣で試合をし、命を賭けた真剣勝負を重ね、文武両道が備わってこそ、「剣聖」と言われる様になります。
現代に於いても、この「剣聖」から学ぶ事は、沢山ある事に気付きました。今まで、沢山の他流試合をして来ましたが、先日、お会いした方は、正に「剣聖」で、一部のスキもありません。私の話を聞きながら、頭の中で整理し、的確な質問をされます。
一瞬でも気を抜くと、一刀両断にされてしまいます。緊張で冷や汗をかきながらの真剣勝負となりました。
私の力量では「剣聖」に勝つ事は、絶対に出来ません。なんとか「剣聖」に一刀両断にされる事なく、無事に目的が達せられた事に感謝しております。
江戸時代も今も、剣聖・剣豪は、東京に集中しております。これからは、この剣聖・剣豪が集まる東京で、沢山の他流試合を行い、一歩でも「剣聖」に近づける様に頑張りたいと思います。
剣聖は 文武両道 道極め
頭も身体も 鍛え鍛えて
沢山の剣聖を生み出した東京大学発祥の地「学士会館」で撮りました。
