残念

最近のニュースで、一番「残念」ことは「MRJ」の開発計画の見直しです。21 世紀は飛行機の時代と言われる中で、試験飛行まで行っていたのに、開発計画の見直しとは、「残念」でなりません。

開発を進めていた三菱重工は、戦前は戦闘機を製造し、戦後はYS11を製造し、日本では唯一の航空機メーカーです。

飛行機の中型機と小型機では、技術的に大きな違いが、あるのかもしれません。

しかし航空機業界には、全く縁のない自動車メーカーの「ホンダ」が「HondaJet」の開発に成功したのは何故でしょうか?

此処には「企業風土」が大きく影響していると考えます。

ホンダの創業者本田宗一郎氏の「飛行機をつくり飛ばしたい」という夢が、ホンダの企業風土の中に、染み付いているのだと考えます。

三菱重工は日本を代表する大企業で、そこに「大企業病」という「大きな癌細胞」があり、それが今回の「MRJ」に大きな影響を与えていると考えます。

この「癌細胞」を診るには、風土診断という「PT診断」が一番有効であると考えます。

これは夢ですが、私が開発した「樽式企業風土診断法」で、三菱重工グループの風土診断を行えば、さて、どんな結果が出るのでしょうか?

この企業風土診断が「MRJ」開発の出発点ではないでしようか。

   天を仰いで 歩んでいれば

     石ころ一つで 大怪我し

   企業風土を知ることで

     転ばぬ先の杖となる

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このブログも、昨年の7月30日に始めて、2回お休みしましたが、今日で「450回」になりました。「頭の体操」として、まずは1000回を目指して頑張ります。