何が趣味?

「何が趣味ですか?」と聞かれると困ってしまいます。何故なら特別な趣味は無く、20代に謡と詩吟を習い、夏山登山をしましたが、全て仕事に呑み込まれてしまいました。強いて言えば仕事が趣味だからです。朝から晩まで三百六十五日仕事のことを考えています。
有難いことに、仕事が面白くてしようがないのです。特に頭を悩ます仕事が面白いのです。このお客様は、今後どう対応すればよいか?など、頭の中はお客様のことで一杯です。
しかし年に何回かは、頭が疲れ果て、思考能力が落ち込んでしまいます。この思考能力が落ち込んでしまうと、もうどうにもなりません。ただ寝るだけです。食事は朝と夜の2回で、軽くいただきます。今まで一番寝たのは、5日間で普通3日間です。身体の調子が悪いわけではないので、ただ寝るだけです。余り熟睡することから、時々家内が心配をして、ホッペをつねりに来ます。それ程熟睡しますが、寝過ぎて腰が痛くなるなどということは、全くありませんから不思議です。この寝ることも、一つの趣味かも知れません。

何故仕事が趣味になってしまったのか?それは日々の生活と仕事の境が無くなってしまったからです。これも父が大きく影響しています。「どんな仕事でも、その道のプロになれ!プロになるためには、人一倍努力しなければ、プロにはなれない」と教えられました。

この教えのお陰で、年中その道のプロとして、どうすればより効率的に、活性化を進めることが出来るか?など頭を悩ませております。

野球選手やサッカー選手などプロの選手は、身体と技が資本であり、技の質が落ちれば、一夜にして、栄光の道は絶たれてしまいます。

私は仕事をしてお金をいただく以上、プロとしての意識を高めることが、絶対条件であると考えております。
野球選手やサッカー選手に憧れるのではなく、自らがその道のプロとして仕事をし、多くの人々から憧れられる、プロとしての仕事人になりたいと願っております。
        仕事人     求める道を      一筋に
            磨く技量は    明日の一歩と