『今年1月から毎月2日間社内研修を行い「樽式活性化法の見直し」を進めています。この見直しを進めている最大の理由は、樽式活性化法を時代にマッチするためと、その活性化法を文書化し、樽式活性化法のマニュアルを作成するためです。現在の樽式活性化法は、文書化された報告書等は20数年間に亘り、沢山蓄積されております。しかしその内容を体系的に整理していないことから、結果的には活性化の進捗管理は全て私自身が行う形になっています。この点を改善し、ある程度当社において研修に同行した社員であれば、そのマニュアルに基づき活性化研修を行うことが出来るようにしたいと考えております。
人間が今日まで大きく進歩出来た最大の要因は、文字の発明にあると云われます。やはりこの文字によってしっかりと残していかなければ樽式活性化法のPDCA(計画・実施・検証・改善)をスムーズに回転させることは出来ません。このことから、今回の見直しは、当社にとって画期的なことであると確信しております。特に力を入れようと思っておりますのが、効率的に企業活性化を行うための活性化研修プログラムの見直しです。現在は社員数3名と私で合計4名であることから、活性化に取り組める企業規模は100人までと考え、プログラムの見直しをしております。今後は300人規模の企業まで対応出来る活性化プログラムを完成させたいと考えております。
この20数年間に亘り、実施してきた活性化研修を振り返り、今回はその問題点等の抽出も行い、どうすればその問題点が解消し、継続的に改善することが出来るのかについても話し合いを行っております。又、企業活性化コンサルタントという、一種独特な技術を要する社員を、どのようにして採用し、育成していけば良いのか、そのための診断方法についても、作成に取り組んでおります。この診断方法が完成すれば、活性化に取り組んでいる企業の面接診断にも活用出来ると考えます。“企業は人なり”と言われるように、人材育成が大きな課題であり、活性化研修によって、社員一人一人が持つ潜在能力を、十分に発揮できる体制が整うことを心から願っております。この樽式活性化法の1月の見直し報告は、今回3回に亘り報告いたします。』