「風土(文化)は生きる力の源」第2回

『この近年青少年ばかりでなく年齢に関係なく凶悪事件が発生し、うつ患者も増加するなどいずれも大きな会問題になっていますが、その要因の一つはこの「風土(文化)の風化にある」と考えます。

特に社内における「うつ社員増加」の要因には「企業風土(文化)が大きく影響している」と考えます。ではなぜこれだけうつ社員が増加するのか?その要因の第一は「社内に厳しい中にも思いやりを持って指導するリーダーが少なくなったこと」が上げられます。第二には「社員の意識が他者依存に傾き精神的弱体化が進んだことにある」と考えます。第三には「仕組み自体が時代にマッチしなくなったこと」にあります。

その結果「生産性の低下・不良率の増加を招き、景気低迷と合わせ経営者自身の焦りと雇用不安が輪をかけ、より企業風土(文化)を低下させ、うつ社員の増加につながっている」と考えます。

ではこの大きな課題をどうすれば解決出来るのでしょうか?それには第一に「トップから社員までの意識改革」第二に「組織の見直しによる責任・権限の明確化」第三に「全社員参加による仕組みの見直し・構築」です。この続きは明日語らせて戴きます。

下裏祐司