入院目標

今回、脚を骨折して入院し、今日退院しますが、この入院で3つの「入院目標」を立ました。

1.骨折を治すこと
2.体調を整えること
3.体型を10歳若くする
でした。

50日間の入院で、30日間リハビリと筋トレを行い、この目標の80%は達成することが出来ました。

1の「骨折」は杖無しで、全荷重で歩ける様になり、後は時間との闘いです。

2の「体調を整える」は、病院食とリハビリ、筋トレのお陰で、大いに満足出来る体調に整いました。

3の「体型を10歳若くする」は、病院食と筋トレのお陰で、肩や胸に筋肉が付き、上半身は60歳台前半の体型になり、目標を叶えることが出来ました。下半身もお陰様で、お尻などの筋肉は付きましたが、脚はこれからが勝負です。

性格から何にでも目標を立て行いますが、今回の入院目標が80%叶えられるとは、自分ながら驚いております。

これで「100歳まで元気に仕事をしたい」という、大きな人生目標の一つの関門は、通過することが出来たと考えております。

主治医や看護師・理学療法士など沢山の方々のお助けをいただいたお陰で、この「入院目標」が達成されたと、感謝しております。

  人生は 継続すれば 福を呼び 

   百寿仕事に  一歩近づき

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昨夜撮りました。

暗証番号

朝一番に、看護師さんとする会話は「おはようございます」と挨拶を交わす事と、暗証番号を伝える事です。「暗証番号?」と驚かれるかと思いますが、この暗証番号は大変重要な番号です。

この暗証番号とは「昨日の大・小の回数」です。「暗証番号を教えて下さい?」「はい!1・8です。はい!0・7です」と答え、朝から大笑いをしております。

時には「0が続いていますので、お薬を出しましょうか?」などと声をかけていただきます。

「病気は気から」という諺がありますが、この入院生活を如何に楽しむか?そんな一つが、この「暗証番号」です。

この暗証番号も時に忘れてしまいます。カードなどの暗証番号と違い、登録されていませんので、一回限りの暗証番号です。大は忘れませんが、小を忘れてしまうこともあります。

こんな暗証番号を、朝から交換しながら、あと少しの入院生活を楽しんでおります。

  メモ用紙 何処に行ったか つい忘れ

    はてなマークが  頭巡りて

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院内にこんな色紙が飾られていました。

生きる

「生きる」とは、大変なことですが「生きる」ためには、道標がなければなりません。

今の時代は高速道路で、カーナビがあり、何処へでも行くことが出来ます。しかし、人生を生きる上での、高速道路やカーナビの様な便利な物はありせんし、何処でどんな事故や災害が待っているかも知れません。

この「生きる」ということがいかに大変かを、今回の新型コロナウイルスでも、改めて思い知りました。

私達が生きて行くには、食べ物から着るもの、乗り物など、全て人の手を借りなければ、一日として生きて行くことは出来ません。自給自足は夢の又夢です。

人間も病気になれば、肉体的にも精神的にも弱くなります。企業経営も同じです。経営環境が悪化すれば、経営体質の弱体化が進み、経営者をはじめ従業員に至るまで、弱気になり、守りにつくばかりになります。それでは決して勝ち残ることは出来ません。

毎日、書いているこのブログは、闇夜に少しでも光を発することが出来ればと投稿しております。

その光は「机上論ではなく、体験論に基づく、明るく長続きする光になり、道標の一つになれば」と願っております。

そんなブログを夢見て、今朝もブログを書いております。

   難局は チャンスと捉え 知恵絞り

     闇夜明ければ  朝陽輝き

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毎日ブログを投稿していますが、このブログの3点セットは「文章・短歌・写真」です。「文章は文字として、短歌(歌)は締めとして、写真は形として」捉えております。

「短歌」は「和歌・短歌・狂歌」などとも言われ、「五七五七七」という短い言葉の中で、思いを伝える飛鳥時代から歌われて来た、素晴らしい日本の文化です。

短歌の面白いところは「下の句」です。上の句は「問いかけ」をし、下の句は応え」と考えております。

飛騨の匠を歌った和歌が万葉集の中にあり、読み人は「読み人知らず」となっています。

  かにかくに 物は思わじ 飛騨人の 

    打つ墨縄の  ただ一道に

この歌は「恋歌」とも言われます。その意味は「私はあの人が大好きで、恋い焦がれています。その思いは飛騨の匠が一心に打つ墨縄の様に貴方に真っ直ぐです」

毎日ブログを書きながら歌を考えていますと、自然に指が「五七五七七」と動き出します。今朝もデイルームで歌を作っておりますが、周りの方は「あの人は何で指を折って見えるのか?」と不思議に思って見えると思います。

乗鞍岳などの岳々を眺めながら、自作の詩に作曲した歌を口ずさみながら、ブログを書いております。

  朝陽刺す 指折りながら 歌づくり

    心は何処か  歌の世界に

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飛騨国分寺の三重の塔です。

ナースコール

今回の入院でどれだけ、この「ナースコール」で助けられたことでしようか。1月22日の午後に、半身麻酔で左脚の手術をしましたが、夕方麻酔が切れる頃から、痛くなりはじめ、何回も「ナースコール」を押し、痛み留めの薬を飲みましたが、収まらず点滴も打っていただきました。

そのお陰で痛みは収まり、休むことが出来ました。又次の晩も痛み出し「ナースコール」を押す運びとなりました。少ない夜勤勤務の看護師さんに申し訳ないと思いながら、痛みに堪えることが出来ず、ついつい押してしまいました。

院内を歩いていますと「ナースコールランプ」が点滅し、時には2ヶ所も光っています。「はい!すぐ行きます」との看護師さんの声が響きます。

人間は本当にわがままなもので、苦しい時に助けていただいた事を、直ぐに忘れてしまいます。

今日も「ナースコール」が鳴り、点滅すると看護師さんは、小走りで走り回ってみえます。一日にどれだけの距離を歩かれるのでしようか?

その足音に手を合わせながら、ベッドに横たわっております。

  苦しみの  中に仏の  顔見れば

   ナースお顔が  観音菩薩

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正にこんな心境です。

 

 

 

 

過去

「過去に縛られる」「歴史に学ぶ」「歴史は繰り返す」など、過去や歴史などの諺などは沢山あります。この過去や歴史などから、多くの事を、教えていただきますが、それを中々学び、活かすことが出来ません。

戦争やテロ、今回の新型コロナウイルスにしても、過去には沢山の悲惨な実例があるのに、それを活かすことが出来ず、同じ過ちを犯しております。

何故同じ過ちを犯すのでしようか?それは次の「2つ」が大きな要因です。

1. 仕組みとして、根本的な解決策を作らないこと
2. 時代に合わせその仕組みを見直して行かないこと
です。

この2つの要因を解決するには、次の様なプロセスが必要です。

1. 過ちを引き起こす問題点(要因)を抽出する
2. その問題点を「意識・組織・仕組み」に分類する
この割合は「仕組み90%」以上になります。

これは当社が行う「樽式活性化法」ですが、国際社会が抱える多くの課題も、企業活動と同様に解決する事が出来ると確信しております。

   過去忘れ  同じ過ち  繰り返し

     痛み苦しむ 世界無くして

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沖縄海洋博水族館で撮りました。