唐招提寺

今朝、NHKの番組で「唐招提寺様」を観ました。この「唐招提寺様」へは、10年程前に家内と奈良のホテルで泊まり、奈良観光をした時に御参りして来ました。

今朝の番組で唐招提寺様の「鑑真和上」を安置する「御影堂」の内部を初めて拝観しました。この「御影堂」については、ネットでは次のように記載されております。

「御影堂の建物は、唐招提寺境内の観光スポットとしては例外的に慶安2年(1649年)に建立された「江戸時代」の建築(重要文化財)となっており、かつ元々は興福寺塔頭の中でも有名な門跡寺院として知られた「一乗院」の宸殿として使われていたものであり、近代以降は奈良県庁や裁判所内の建物としても使用されてきた存在となっています。唐招提寺のこの地へと移築されてきたのは昭和39年(1964年)のこととなっており、唐招提寺境内における御影堂の歴史自体はそれほど古くはありません。」

とあります。

この「御影堂」の外陣・内陣の襖絵を描かれたのが「東山魁夷画伯」です。「外陣の襖絵」は「青を基調とした日本の風景」を、「内陣の襖絵」は、「鑑真和上が生まれ、育った中国の風景」を水墨画で描かれています。

正に「外陣の襖絵」からは、「静寂の中に滝の水の音が聞こえ」、「内陣の襖絵」からは「鑑真和上が過ごされた故郷の香りが漂って来ます。」

この「御影堂」は「鑑真和上」の命日の前後3日間拝観できるとのことですので、是非御参りに行って来たいと思います。

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高山市清見町の「大倉滝」で撮りました。