口は出さない 下編

当社( 飛泉 ) の活性化法は、社員自らが問題点を発見し、社員自らからが仕組みを見直し、働きやすく、効率良い仕事が出来る仕組みを作ることを目的にした研修です。この研修に参加することで社員は常に問題意識を持つようになります。この意識が意識改革の原点になります。
活性化研修など全ての研修で、役員の方々には「なるべく社員の自主性に任せ、口は出さないで下さい。心配しなくても良い仕組みを作り上げますから。」とお願いします。現場を一番知っているのは、仕事している社員です。そして改善して働きやすくなることで一番メリットがあるのも社員です。このように仕事を任せることで社員一人一人の自主性が活発になり、その結果隠れていた潜在能力が眼を覚まします。
この社員一人一人の潜在能力をどれだけ活かすことが出来るか?で、企業の発展を左右すると言っても過言ではないと考えます。
やはり上に立てば立つほど、何事も口を出さず、社員の良い面を褒め、見出し、隠れた潜在能力が花開くまで我慢の姿勢が一番大切であると確信しました。私は次のような座右の銘を心に刻んでおります。
「人生稲のごとし 実りの秋を信じて歩む」