「豪雪の郷・五箇山民謡巡りの旅を終えて」(1)


『2月19日から21日までの3日間、家内と奥飛騨温泉の平湯温泉世界遺産白川郷五箇山の相倉・菅沼地区を廻って来ました。19日は平湯温泉の岡田旅館に泊まりました。この岡田旅館は、平湯温泉を代表する旅館で、大きな露天風呂が素晴らしく、露天風呂から眺める笠ヶ岳は眼を見張るほどです。私は年に一回ほど泊まっていますが、今回は、露天風呂の周りが、豪雪に埋まり、残念ながら美しい笠ヶ岳を見ることは出来ませんでした。

この平湯温泉のバスターミナルで、ピラミッドを発見しました。そのピラミッドは、今年の豪雪が生み出しもので、高さ10㍍余りあります。その中は「かまくら」になっていました。この平湯温泉を後にし、白川郷に行きました。正に雪国の人間が「豪雪の郷巡り」です。この白川郷の展望台から、久しぶりに私が生まれた、天生峠を拝むことができました。生まれた山々を拝むことで、改めて夢を叶える、大きな力を頂きました。


私は若い頃「民謡歌手にならないか?」と誘われたことがあり、民謡は大好きです。特に哀調があり、心の中に染み込む「こきりこ・麦屋節・越中おわら節」が好きです。特に「こきりこ」は、五箇山の平・上梨地区にのみで、唄われていると2日目に泊まった、五箇山温泉の五箇山荘で聞きました。3日目は、こきりこ会館で行われた「こきりこ祭り」に行きました。本場のこきりこ・麦屋節など沢山の地元民謡とともに、魚津せり込み蝶六・越中八尾おわら節を満悦しました。今回の旅は、「豪雪の郷巡り」と長い間の願いであった本場「五箇山民謡巡り」の旅でした。こきりこ祭りの詳細は明日ご紹介します。』