「問題点は宝物?」第1回

『「問題点は宝物?」と言うと驚かれるかも知れませんが、この問題点は本当に宝物なのです。企業経営を行う上で大小を問わず必ず問題が発生します。その問題を多くの場合根本的な解決をすることなく、曖昧の内に終わらせているのが現実ではないでしょうか?。

この問題点をどう解消し、再発防止を図るか?その取り組み方一つで企業の発展に天と地ほどの差を生むことになります。当社ではあえて全社員で問題点を抽出し、その解決法を探り解決しております。その結果一年・二年を経るうちに社員の意識も変わり、仕組みも見直しが図られ、仕組みの完成度も上がることで見違えるように脱皮し発展することができます。その流れは次の通りです。

第1回活性化研修の午前中は活性化の目的と樽を使い組織のそれぞれの役割を説明します。(この樽式活性化は飛泉のホームページをご覧下さい。)みんな何が始まるのかと不安が先立ち神妙な面持ちです。しかし全員で樽の組み立てにはいると眼の色が輝きはじめます。

そして午後からポストイットを使って問題点の抽出です。一人最低5枚の提出をお願いしますが、平均8枚程になります。もうこの時参加者の眼はギラギラ輝いています。「どんなことを書いてもその責任は私が負います。又この件は社長さんの了解済みですので思い切り書いて下さい。」とお願いします。もうみんなの筆は止まりません。この続きは又明日語らせて戴きます。』