「ロックで身体が震える?」

『昨夜は知人が出演するロックバンドライブに行って来ました。私はロック・ジャズ・ソウルなどまず聴くことはありません。80人ほどしか入れない狭い会場で、ロックバンドが始まった時は、頭から足の先まで震えを感じました。

いや!本当にショックでした。このライブを聴きながら、日本文化の根元は「静の文化」であると改めて気づきました。体全体を使い全身全霊を込めて歌い、奏でるその迫力はエネルギッシュで「動」そのものです。正に「動の文化」です。

そして感動したことは知人の素晴らしい笑顔です。ロックギターをひきながら見せるその笑顔にただ感動するばかりでした。うつ病に苦しみ格闘された日々のご苦労が、ロックギターの中に集約され素晴らしい音色を奏でみえました。

改めて音楽とはその人の生き様(魂)が歌声・ロックギターなどの楽器を通して表現されることを学びました。そしてその生き様が深みと奥行きを与え、多くの聴衆を感動させ、明日に生きる力と夢を与えてくれることも知りました。』