「寒い寒い冬の足音が聞こえる」

swnm82011-10-14

 「今日は少し寒いね。今何℃ですか?」と尋ねますと「21℃です。」と云う返事が返ってきました。「え!21℃もあるの?」私は雪国育ちなのに今日は寒いと感じるのですから驚きです。人間の体感温度は本当に不思議です。25℃が夏日で半袖で居たのに4℃下がったことで「寒いね」の言葉が出ます。私達の身体が夏使用から秋使用に変わるのに時間がかかるのでしょうか。この体感温度の変化にただただ驚くばかりです。

 さてこの体感温度と、もう一つ「寒いね」は懐です。年金は支払い年齢が延長され、消費税率もアップです。まず年金の支給年齢が65歳から68歳以上に引き上げる案が出されていますが、平均寿命が3年も5年も延びることはなく生涯年金受注額の大幅な減額になります。本当に懐が寒くなります。もう一つ懐が寒くなるが消費税率のアップとタバコ税などの増税です。今も購買意欲が大幅に落ち込んでいるのに、消費税率のアップはより購買意欲の低下につながることは間違いありません。そしてより心配されるのが景気の低迷です。

 この悪循環を絶たなければ、景気の回復は望めないばかりが、逆に景気は低迷するばかりです。この寒い時に暖をとれば暖かくなります。その暖とはなんでしょうか?。私はこの暖とは、思い切った行政改革だと思います。そして時代に合った仕組みづくりです。いかに早く、効率的に行政改革を行うかが、日本の将来を大きく左右することになると考えます。もう目の前に寒い寒い冬の足音が聞こえています。