徳川家康の言葉に「人の一生は重荷を背負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」とあります。時として懐かしい思い出として「重い荷物」の夢を見ることがあります。
30代の頃は、夢の中で格闘し、家内から「お父さんどうしたの?」と起こされたことを思い出します。暑くもないのに、汗でベタベタです。
こんな事を何回経験した事でしようか。
この原因は「重い荷物」でした。経験したことのない専務や社長という重責に、耐えられず夢の中で、その重い荷物に四苦八苦していたのです。
しかし、この30代の頃に重い荷物を背負ったお陰で、今も重い荷物にも絶えられるだけの経験知と精神力が付いたのだと感謝しております。
これから、人生最後の夢とする「行政改革」という重い重い荷物を、ご縁をいただければ背負って歩みたいと思います。
歳を重ねても、身体を鍛えると同じように、何時も重い荷物を背負い、経験知を蓄積し、精神力も鍛えていきたいと思います。
平湯の森で撮りました。