「子は親の背を見て育つ」と言われますが、沢山の研修を行なって来ますと、参加者の中には「何と躾が出来ているのか。親のお顔を拝見したい」と思うような方も見えます。そんな時は嬉しくなってしまいます。

逆に「何と躾が出来ていないのか」と首を傾げるような方も見えます。人様々ですが、今の世の中は、往々にして「躾」ということに、気をかけなくなったように気がしてなりません。

「ご飯は一粒として残すな。ご飯を口に入れたら、箸を置きゆっくり噛んで食べろ」などと両親からきつく躾けられました。

この「躾」のお陰で、一口毎に箸を置き、ゆっくり食べるようになり、特に玄米を食べる時は、この躾が大いに役立っています。

孫達と一緒にご飯を食べる時は必ず「一粒のご飯も決して残さないこと」を徹底して躾けています。この躾のお陰で子供や孫達も一粒のご飯も残すことなく食べるようになりました。

この小さな「躾」が、長い人生を生きて行く上で、必ず役立つ時が来ると確信しております。

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郡上市大和町圓光寺様の「枝垂れ桜」です。