変化 102. 行政の仕組み見直し 第23STEP「ソフト開発 ⑵ 」

「ソフト開発」は、モデル部門の「全職員研修・チーム研修・組織活性化研修」が、10ヶ月を経過した頃から始める計画です。このソフトは、国・県・市町村の行政の仕組みを一括管理をする共に、ソフトが出来れば、全職員がこのソフトを使用して、問題点の抽出を行います。その問題点の分類・分析の基本的な部分は、このソフトを活用します。そして完成した各種行政のプロセス表などの仕組みは、全てこの「行政管理ソフト」で一括管理することになります。

そのためには「全職員研修・管理チーム研修・組織活性化研修」で出された、色々の課題を踏まえて、ソフトを開発して行かなければなりません。

そして、この行政管理システム構築の最大の目的は、「県・市町村のバラバラな仕組みを、行政管理システムを活用して、次の図のように行政の仕組みを統一し、一括管理をしていくこと」です。

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このソフト開発は、最初にしっかりとした設計図を作成しなければなりません。決して、ソフト開発業者に丸投げなどをしてはなりません。

私は日中合弁会社の「経営管理ソフト」を作成しました。この経験から言えることは「このソフトは何故開発するのか?ソフト開発によってどんなメリットがあるのか?」など「ソフト開発の目的」を明確にしなければなりません。それを一つ一つ箇条書きにして、それをチェックリストとして活用します。

そのために、一年をかけ問題点を収集し、各種書類の様式も作成し、それを踏まえてソフトの基礎設計図を作成し、ソフト開発業者に依頼しました。その結果、半年間で運用を開始することが出来ました。

このように、まずしっかりとしたソフトの設計図を作らなければなりません。何故なら、ソフトの修正や見直しをすると、時間的ロスが発生すると同時に、金額も加算され、予算を大幅にオーバーするからです。これを生み出す要因は「ソフト開発の基礎をしっかりと検証していないから」です。正に、このソフト開発も「段取り八分」の諺通り行わなければなりませんし、

一番大切なことは「ソフトを開発するための各種データを積み上げ方式で行い、一つ一つ確認しながら作り上げること」です。そして常に「 PDCAサイクル ( 計画・実施・検証・改善 ) 」を回すことが大切です。細かい話になりますが、このソフトには「質問・回答欄」を設け、色々な課題に対処出来るソフトにしなければなりません。

このことを踏まえ、慎重にソフト開発を進めなけばなりません。今の時点では、行政の仕組みについては、不見識であることから、このソフト開発の具体的な提案をすることは出来ません。

                続く

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笠ヶ岳です。