蛙の合唱

今から40数年前の自宅を建てる頃は、周りが田んぼで梅雨に入ると夜は「蛙の大合唱」で「蛍」も飛んでいました。それが今は、田んぼはほうれん草のビニールハウスに変わり、宅地にもなりました。

その結果「蛙の合唱」と「蛍」いう、夏の風物詩が消えてしまいました。この頃は、窓を開けると「蛙の大合唱」でテレビの音が聞きにくい程でした。この「蛙の大合唱」に「少し静かにしてくれ!」と言いたい程でしたが、今は全く聴こえなくなったのですから寂しい限りです。

人間は本当にわがままで「希少動物と言って餌付けなどして保護し、増えれば、生活環境が侵されると言って駆除する」その繰り返しが続いています。

何の罪もない「蛙や蛍」など多くの動植物が、私達人間のわがままで、多くの生命が侵されて行くことに、何か不自然なものを感じてなりません。

懐かしいケロケロと鳴く「蛙の合唱」を思い出しながら「人間と動植物との共存共栄」について考えてしまいました。

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