6月から始まったリホームも大工工事と板金工事が終わり、先週から左官工事と塗装工事が始まりました。

今回のリホームでは、居間とダイニング・寝室は洋風にしますが、外壁と玄関・和室は新築当時のままの和風にし、土壁は全て塗り替えるようにお願いしました。

縁側には「雲」という写真のような飾りが付いています。この「雲」は飛騨の匠の棟梁の家紋で、この家は何処の棟梁が作った家か、直ぐに解るようになっています。

この「雲」を眺めていますと、40年前の建前が走馬灯のように思い出されます。この建前には親族全員が手伝いに来てくれ、良い天気に恵まれ、それは賑やかな建前でした。

その夜は昔からの風習で、壁もないベニヤが敷かれただけの家に主人が泊まることになっていましたので、そのベニヤの上に布団を引き、夜風にさらされながら一人泊まりました。懐かしい思い出です。

長年の願いであったリホームは、内装は洋風に大きく変わりますが、外装は新築当時のままの「雲」が映える、今では珍しい和風建築としました。

お陰様でリホームが順調に進んでいることに感謝しております。

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