能舞台

事務所の隣のお屋敷には「能舞台」があります。毎日この「能舞台」を見て食事をし、休憩をしております。

お屋敷には大きな木があり、この頃は、セミの鳴き声で話が聞き取りにくい程です。

夜になり、この「能舞台」を眺めていますと、江戸時代にタイムスリップして、鼓の音と共に能が始まり、舞台を踏み鳴らす音などが聴こえて来ます。

ここはある藩の由緒あるお屋敷とのことで、大家さんはこのお屋敷の方です。

20代の頃は観世流の謡を習いました。一度は「能舞台」で能を舞うのが夢でした。この夢は叶いませんでしたが、この「能舞台」を観ていますと、舞台で能を舞う姿が映り出され、正に夢が叶えられたのです。

こんな素晴らしい「能舞台」を眺めながら、江戸時代にタイムスリップして夢を楽しんでおります。

   篝火に 映える舞台に 我が舞う

    夢の世界を 今日も楽しみ

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