ドラマ「病院の治しかた」に学ぶ ⑴

昨夜からTV東京系列で、はじまった小泉孝太郎さん主演の「病院の治し方」を興味深々で観ました。何故興味深々なのか?それは同じような総合病院の活性化に20年余り取り組んでいるからです。

病院と言うのは一般企業とは違って「医師や看護師など国家資格を持った専門家集団」です。そして「患者の命を守る」という大きな使命があります。

特に医師の責任感は強く、時には活性化の大きな壁を生み出す事になります。今回のドラマは、東京の病院で医師として勤務していた長男が、亡くなったお父さんの意思を継いで、経営困難となった病院を再建する長野県の病院の実話です。

今、病院をはじめ医療業界は高齢化による医療費の高騰から医療改革が進んでおります。正に「真冬に温室のビニールが剥がされた状態」での戦いです。

この厳しい経営環境の中で、どうすれば勝ち残ることができるのか?勝ち残りを掛けた戦いが始まっております。

病院には2本の大きな柱があります。それは「医療技術の質を問われる:医療技術管理の柱とその医療をスムーズに進めるための:医療管理の柱」です。

しかし残念な事に、今日の医療業界は医療技術に余りにも力が入れられ、医療管理の仕組みに大きな穴が空いております。

病院と言わず全ての企業の活性化は「職員の意識改革と時代が求める仕組み作り」です。

こんなことを考えながら次回を楽しみにしております。

  治し方  心通じて  時忘れ

   戦い日々が  瞼流れて

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青森県浅虫水族館で撮りました。