「講演」の初陣は47歳の時で、富山県の糸魚川商工会議所でした。この年に「樽式活性化法」が、各種メディアに取り上げられ、その記事を見た担当者からの依頼でした。4月に依頼を受け、講演日は5月中旬でした。
経験したことのない「3時間」という本格的な講演です。講演内容を「起承転結」の形に収めるために、レジメ作りから初めました。
そのレジメに基づき、実体験を中心に内容を固めて行きました。この中で一番悩んだのが「話だけの講演ではなく、参加型の講演会にすることが出来ないか?」でした。何故なら講演は、一般的に講師の一方的な話で終わっているからです。
その参加型講演にするために、参加者全員で「樽を組み立てる」という、前代未聞の手法を取り入れました。同時に、講演会終了後に個別相談会も行いました。
これが大正解でした。大変な反響を呼び、全国展開に繋がる大きな足掛かりが生まれました。
講演は 参加者の目が 輝きて
前代未聞 樽が主役と