青年期を振り返りますと、青年期は中年期の激動の時代を乗り越えるための前哨戦でした。その意味で、この青年期の経験は大きな意味を持っています
青年期は良き上司に恵まれ、思う存分仕事をすることが出来ました。そして「何時までに、何を、どのように計画し、実行すべきか」を学び、「責任は全て負えるだけの力を付けなければならない」と痛感しました。この時、経験したことが、経営コンサルとして独立しても、大いに役立ち、経営方針として活かしております。
「苦労は買ってでもしろ!」と言われますが、正に上司の教えを守り、どんな厳しい経営環境にあるお客様にでも、飛び込んで行った!その勇気と経験が度胸に繋がり、大きな自信になつたと確信しております。
青年期には、先輩に誘われ、槍ヶ岳や奥穂高岳など沢山の峰々を縦走しました。重い荷物を背負い登りましたが、毎日鍛えた日掛のお陰で、先輩から「もっとゆっくり!」と注意される程の健脚ぶりを発揮しました。
「鉄は熱いうちに打て!」と言う諺がありますが、青年期と言う!燃え滾る鉄のように、打って!打って!打って!鍛えられたことに感謝しております。この鍛えられたお陰で、激動の中年期を、乗り越えることが出来たと感謝しております。
やはり人生とは「青年期にどれだけ身体と頭を鍛え、経験知を蓄積することが出来たか?」で悔いのない人生の分かれ目になると確信しております。
次の31歳から50歳までの中年期は、一生忘れることが出来ない波乱万丈の年月でした。この中年期は「前期前半と後半、後期前半と後半」の4回に分けて、又後日連載させていただきます。
この御岳にも登りました。
青春の 若さ任せて 登る峰
望みし峰は 遥か彼方に