「競争に勝つには、協調が必要」

日経ビジネス:2010年3月8日号の有訓無訓欄に「組織の競争力向上へ競争の抑制と協調を」と題してとの記事がありました。私はこの日経ビジネスを定期購読していますが、配達されるとまず開くのが、この「有訓無訓」のページです。この有訓無訓からは、本当に多くのことを学習しております。

今週号は、企業活動における「協調の重要性」でした。この中で「組織内の競争は抑制し、協調の重要性を強調して個人のモチベーションを高めることが組織の力を生みます。」とありました。私も正にその通りだと思います。当社の活性化法は、意識改革と仕組み作りの二本の柱があります。その二本の柱を太く、強く、大地にしっかり根を張るためには、この社員相互の協調が基本です。

あるお客様の活性化研修は、この景気低迷の影響を受け、毎週一回・1日研修を、一年間行いその回数は約60回になります。これだけ沢山の研修を一年間に行なったのは、私も今回がはじめてです。毎週という、驚異的とも言える沢山の研修を行いましたが、その研修は決して乱れることとなく、整然とチームに与えられた各種仕組みは、計画通り構築されました。

それを支えたものは、社員相互の協調であったと考えます。そして、その中から社員相互に、真の協調性が生まれて来ました。一部社員には「男子三日会わざれば、刮目してみよ」との通り、眼を見張るほど成長された方もみえました。このように真の協調性が生まれたことで、これからは、上からのトップダゥンではなく、社員自らが目標を設定し、それに挑戦出来るようなると確信しております。それが私どもが目指す企業活性化の姿です。』