「活性化とは職場と人生を変える」

『「活性化とはなんですか?」とよく質問を受けますが、私は「活性化とは職場を働きやすくし、そこに働く人達の人生を変え、業種によっては地域をも変えることです。」と答えています。今まで150数社に亘る企業の活性化に取り組んできましたが、職場が変われば、社員の眼の色も変わります。病院等地域に密着した業種であれば、職場が変わり、職員の眼の色が変わることで、地域医療自体が大きく変化していきます。

私が一番活性化研修で願いとすることは「そこに働く人々の人生が大きく切り開かれて行くことです。そしてそれが明るい家庭を築き上げていただくことです。」賃金を得るために働くのか?自分の夢を叶えるために働くのか?地域に貢献するために働くのか?その目的によってやる気の度合いは大きな差があるものと考えます。

ただ賃金を得るために働くのであれば、それでは自己成長を図ることは余り出来ないと考えます。自分の夢を叶えるために働き、地域に貢献するために働く、このような意識を持つことで、働くことへのやる気が生まれ、それが自己成長の原動力になると考えます。どの業種でも同じですが、特に病院等人の生死を左右する職場においては、その緊張感は計り知れないものがあると考えます。そのような職場において一番必要になるものが“患者さんに夢を与える明るい笑顔である”と考えます。この笑顔の原点は自分への夢を叶え、地域に貢献するという奉仕精神から生まれてきます。ただ上辺だけの活性化ではなく、継続的に職場、そこに働く人々、地域が活性化されて行くことこそ企業活性化の原点であろうと考えております。』